犬の手作りごはんに興味があっても、栄養バランスや栄養不足が心配で挑戦できない飼い主さんも多いと思います。
わが家の愛犬はもうすぐ16歳になるラブラドールレトリバーです。
私はこの子を仔犬の頃から手作りごはんのみで育ててきました。
大型犬の16歳は人間の年齢に換算すると110歳以上になるらしいですが
現在も後ろ足が弱ってきている以外はとても元気です!
ご長寿犬の秘訣となると飼い主さんの多くが「食への気配り」を挙げているので
犬だって健康を維持するには「何を食べて生きるか?」が大切であることは間違いありません。
Contents
とりあえず、わが家のわんこ飯をご紹介!
最初にお断りしておきますが、おしゃれでインスタ映えするようなレシピや見た目ではありませんので、それをお探しの方のお役には立てないのであしからず・・・(;^_^A
超かんたんわんこ飯の作り方
1:お肉を切る 野菜を細かくカットする
2:それらをご飯と一緒に鍋に入れて、材料がかぶるくらいの水を加えてコトコト煮る
以上です!
犬は野菜を消化するのが苦手なのでクタクタになるまで煮てあげてください。
味付けは一切不要です。
そして、ぜひ味見してみてください!
お肉と野菜のお出汁だけですがやさしい味でとってもおいしいですよ~!
内容や食材の配分などですが、最初はあれこれ難しいことを考えないで
「その子の頭の大きさ」の体積量を目安に作ってみてください。
「これくらいの量で足りるかな~?」と思うくらいのザックリさで作って大丈夫です。
きっと大喜びであっという間にたいらげてくれますよ!
材料や材料の配分について
材料は特別な物は何もありません。
私は家族への晩御飯を作っているのと当時にわんこ飯も作りますが、家族への晩御飯の材料の中から犬が食べても大丈夫な材料をどんどん使っています。
例えば、昨晩の献立はビーフシチューとサラダだったので、わんこ飯の内容はこんな感じでした。
牛肉 キャベツ ニンジン しめじ トマト ご飯
トッピングにチーズ ちょこっと冷蔵庫に残っていた豆腐と大葉
あと、一度の食事内容で完璧な栄養を目指す必要はありません!
私たち人間も一度の食事で完璧な栄養を取っていませんよね?
犬も極端な偏食でないかぎり、日々色んな食材を食べさせることで自然と栄養バランスは整っていきます。
食材の配分についてですが、この体重ならお肉を○グラム、野菜を○グラム、炭水化物を○グラム、脂質を○グラム・・・詳細に記されている手作りご飯の本もありますが、私は最初はアバウトでいいと思っています。
犬も人間と同様、同じ体重で同じ量を食べても太ったり痩せたりと個体差があります。
でも心配ご無用!様子を見ていればその子の適量が分かるようになります。
例えば我が家では
ご飯などの穀物:3割 お肉類:3割 野菜類:4割 油脂やトッピング:少々
これはあくまでもうちの子の配分ですがこの配分で太りもせず痩せもせず体重をキープできています。
まずはコチラ↓で紹介している配分で挑戦してみてください!
その子の適量を知るためにはうんちの観察を!
手作りご飯をたべさせた後に出たうんちを観察してください。
うんちがカチカチなら量が足りていません。
逆にうんちがゆるゆるなら量が多すぎます。
うんちの状態を見てごはんの量を加減してあげてください。
わんこ飯を1ヵ月続けてみて犬の全身状態を観察してみる
・痩せ過ぎていないか?太り過ぎていないか
あばら骨を指に触れますか?触れなければ太り過ぎです。
見た目にあばら骨が浮き出ているようなら痩せすぎです。
→痩せてきたならご飯などの炭水化物を増やす
→太ってきたなら炭水化物をなくす
・毛艶やは?ピカピカ?パサパサ?
・目ヤニや涙ヤケは増えた?減った?
・瞳は輝いてる?
・体臭や口臭はマシになった?ひどくなった?
痩せていないか、太っていないかを観察して、問題があれば容量はそのままに内容を変えてくださいね。
毛艶などの全身状態が以前と比べて良くなっていればわんこ飯は大成功です(*’-‘)b