「おでんの大根の栄養価はほぼゼロ」なんて話題がありましたが、それは食べ方が悪いんですよー!食べ方次第では大根は栄養いっぱいで優秀な野菜なんです。
もちろん、犬に食べさせても大丈夫な野菜です。
大根ならではの健康効果も期待できるので、犬の手作りごはんにも入れてあげてくださいね。
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大根と大根の葉には栄養がいっぱい!
大根の「根」の部分には豊富な酵素が含まれる
大根の根の部分は単色野菜に分類されます。
大根にはジアスターゼというでんぷん消化酵素が豊富に含まれています。消化を助け、食欲不振や胃もたれの解消に効果的です。
さらに、大根の辛味成分イソチオシアネートには解毒作用や殺菌作用、抗炎症作用、発がん抑制作用、血液をサラサラにする血栓予防などもあるそうです。
少し前に「おでんの大根の栄養価はほぼゼロ」なんて衝撃的?な話を聞きましたが、これはジアスターゼが加熱に弱いため50〜70℃でその働きを失ってしまうからです。
もともと少ないビタミンCも水に溶ける性質を持っているため、煮物にすると栄養素が流れ出てしまいます。
大根おろしに医者いらず
じゃあ犬に食べさせる意味ないじゃん!と思われるかもしれませんが、ジアスターゼもイソチオシアネートも大根おろしにすればその効果を失うことなく摂取することができます。
その効果は「大根おろしに医者いらず」ということわざがあるほど!
犬にもわんこ飯のトッピングに大根おろしを入れてあげてくださいね(*’-‘)b
私はほんのり温い程度にまで冷ましたわんこ飯にカレースプーンひとすくい分入れて混ぜてあげてます。※うちの子はラブラドールレトリバーです。
たくさん入れてしまうとわんこ飯全体が辛くなってしまうのでご注意を!
大根の葉は緑黄色野菜?本体の部分より栄養豊富!
大根の本体の「根」の部分にはジアスターゼやイソチオシアネート以外にこれといった栄養がないようですが、葉の部分にはビタミンやミネラルがたくさん含まれています。
大根の葉は緑黄色野菜に分類されるほど栄養が豊富です。
βカロテン・ビタミンC・ビタミンK・葉酸などのビタミン、カルシウム、カリウムなどの
ミネラルを含みます。
ほうれん草と比べてビタミンCは5倍以上、カルシュウムの量は小松菜に匹敵するほどです。
つい捨ててしまいがちな大根の葉ですが、きれいに洗ってから(農薬を洗い落とす)細かく刻んでわんこ飯に加えてあげてください。
油で炒めるとβカロテンの吸収が良くなります。
犬に大根を食べさせる場合の注意点
いくら犬の体にも良さそうだからといって大量に与えると逆効果になってしまいます。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、「薬も過ぎれば毒となる」なのです。
あなたのわんこの大きさに見合った量を食べさせてあげてくださいね。
わが家では時々おやつに大根をあげてます
おやつといってもただ切っただけの大根なのですが・・・(;^_^A
これがすごく喜んでたべるんですよ。
大根って特にいい匂いもしないし、甘い味がするわけでもないし、何がこんなに大ウケしているのかよく分からないのですが、たぶん、歯触りじゃないかな?と思っています。
新鮮でみずみずしい大根の歯触りを楽しむように、シャクシャク、シャクシャク、シャクシャク・・・
上目使いで「もっとくれ」アピールするほど大好きなんですよ。
わが家では薄めの短冊切りにしてあげています。
もし試される場合はあなたのわんこが食べやすい(のどに詰めないように)大きさに切ってあげてくださいね。